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2026年8月13日

お墓の引っ越し(改葬)の手続きは、5ステップ

お墓の引っ越し——改葬は、年におよそ17万件行われています。この10年でほぼ倍。もう珍しいことではありません。ただ、遺骨は法律(墓地埋葬法)で守られていて、自分の家のお墓でも、勝手に取り出して運ぶことはできません。必ず行政の許可を取ります。手順は5つです。

ステップ1: 改葬先を決めて「受入証明書」をもらう

先に、移す先です。近くの霊園、納骨堂、樹木葬、永代供養墓。契約すると「受入証明書(永代使用許可証など)」が発行されます。順番を間違えて先にいまのお墓を動かそうとすると、この後の申請が進みません。

ステップ2: いまの墓地から「埋葬証明書」をもらう

いまのお墓の管理者(お寺・霊園)に、誰が埋葬されているかを証明する書類を出してもらいます。お寺への切り出しは、この書類の依頼が最初の接点になります。事情を話して相談する形で進めてください。ここのやり方で、改葬全体の難易度が決まります。

ステップ3: 市区町村に「改葬許可申請」

いまのお墓がある市区町村(引っ越し先ではありません)に、受入証明と埋葬証明を添えて申請します。手数料は無料〜数百円ほど。様式は自治体ごとに違うので、役所のサイトで確認を。遺骨1体ごとに1枚必要な自治体が多く、先祖代々のお墓では枚数が増えます。

ステップ4: 閉眼供養と、遺骨の取り出し

お寺のお墓なら閉眼供養(魂抜き)の法要をして、石材店が遺骨を取り出します。古いお墓では、骨壺が土に還っていたり、誰の骨か分からなくなっていたりすることもありますが、石材店は慣れています。その場で相談すれば対応方法を提案してくれます。

ステップ5: 改葬先で納骨

改葬許可証を改葬先に提出して、納骨します。開眼供養をするかどうかは改葬先の形式しだいです。ここまでで手続きは完了です。

書類のやりとり自体は数週間で終わります。ただ、お寺との調整や家族の合意を含めた現実的な期間は2〜6か月。お盆やお彼岸を節目にすると段取りしやすくなります。

「誰が入っているか分からない」は、止まる理由にならない

古いお墓でいちばん多いつまずきが、埋葬されている人が分からないことです。これはお寺や霊園の台帳、市区町村の記録で調べられます。分からないから動けない、ではなく、調べるところから始まる。それだけのことです。

そもそも改葬がいいのか、墓じまいがいいのか、いまのまま守れるのか。10問の無料診断で先に方向を仕分けしておくと、家族との話が具体的になります。

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